◆不必要なくぼみや線、接合跡(合わせ目)・パーティングラインを消そう
パーツとパーツの接着でできた、接合跡。
合わせ目と言われています。
プラモデルの製作では、必ず発生し、とても邪魔となるものです。

左右のパーツを接着したところ。まんなかに、接合の跡が。
設定資料にも存在しないし、みてて安っぽく感じるので、この接合跡は消してしまいます。
消し方その1
接着剤の特性を利用して簡単に
プラスチック専用接着剤は、プラスチックを融解させ結合させるもので、接着がうまくいっていれば、はり合わせるだけで十分接合跡を消すことができます。
手順は、はりあわせるパーツの両方に、2-3回重ねてたっぷりとプラスチック模型専用接着剤を塗布します。

その後、はりあわせますが、そのときに、むにゅっ、と、余分な接着剤が接合のすきまから溢れ出てくるくらいがちょうどいいです。
塗った接着剤が足らなかったら、貼り合わせた上からなぞるように接着剤を塗ります。
そのまま絶対手を出さず、放置して乾燥するのをまちます。
およそ2日くらいかければ完璧に乾燥します。
その後、320番くらいのサンドペーパーや耐水ペーパーで荒がけを、1000番程度のペーパーで仕上げがけを施すと、きれいに跡が消えます。
消し方その2
深い溝はパテを使って
貼り合わせ面がうまくかみあわず、浮いたりして接合跡がミゾになって残っている場合、パテで補習してうめるようにします。
ただし、パテを使ったとこだけ、色が灰色になるので、最後に塗装することは避けられません。素組みの方は「その3 ランナーパテを作る」をおすすめします。
ここの例で使用するのは、タミヤパテ。
ラッカータイプ、つまり揮発性のパテですので換気など、取り扱いには気をつけてください。長時間匂いをかぐこともしないでね。

タミヤパテ。チューブ式。
適量をヘラですくって(小さなマイナスドライバーで十分)盛っていきます。

このように、接合面に沿ってパテを盛っていきます。
盛るというより、スキマにすりこむ、といった感じで。
必要なディテールラインまで埋めてしまわないように注意。
完了したら、完全硬化するまで触れないで。
気温湿度にもよりますがおよそ6時間程かかります。
「あれ、盛られていない部分があるぞ」て、思ったあなた、
そうです。指摘の部分は、パッケージイラストやガンダムファクトファイルを参考に見ると、ここのラインは存在するディテールラインのようで、それで埋めなかったわけです。
このように、資料を参考に、埋めていいライン、実はディテールの一部と併用しているラインを区別し、盛る、盛らないを決めてください。
(余談ですがハイグレードやマスターグレードほど、ディテール併用の率が高いです)
その後の仕上げ方法は同じ、320番くらいの耐水ペーパー(パテをペーパーがけする場合は耐水ペーパーで水をつけながらの方が粉塵がとばないのでおすすめ)で荒がけ、1000番で仕上げ、その後は必ず塗装してください。
消し方その3
ランナーパテをつくる
これを使う理由はパテと同じですが、パテは塗装することが前提なので巣組みの場合は不適合です。
こんな場合は、ランナーパテという、ランナー(パーツがくっついている枠のこと)をけずって粉にしてそれをパテ代わりに使うという方法で行います。
パーツをサンドペーパーにこすって、粉を生成します。
320番だとすぐ粉がたまりますがこれでは荒いと感じられるなら600番くらいで、1000番は仕上げ用でほとんど粉がでません。
その粉を、接着剤で溶いて溶かします。いわば、色つき接着剤となります。
それを、パテと同じ要領でミゾにすりこみ、あとの仕上げ方はパテと同じです。
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