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ガンプラ製作徹底解説 HGUC ゼータガンダム(2017年製品) の作り方

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HGUC Zガンダム 2017
ガンプラエボリューション・プロジェクトとして新金型で発売、HGUC ゼータガンダム(MSZ-006) の作り方・製作手順を細かく掲載致します。
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ガンプラ・エボリューション・プロジェクト HGUC Zガンダム

目次
1.MSZ-006ゼータガンダムとは》
2.完成写真》
3.製作時に気をつけた点、改良点、塗装について》
4.製作開始(メインページ
  4-1 胴体・上半身》
  4-2 頭部》
  4-3 腕部》
  4-4 脚部》
  4-5 胴体・下半身》
  4-6 武器・アクセサリー等〜完成》


ゼータガンダム(MSZ-006)とは
機動戦士Zガンダム 21話より登場の、いわゆる後半主役機。
なぜ登場が遅く、ずっと前半をガンダムMk-IIでひっぱってきたかという理由には諸説ありますが、これまでのサンライズアニメ、「聖戦士ダンバイン」、「重戦機エルガイム」がこぞって主役機が2クール持たない、次々と出てくる新型兵器にディテール負けしてしまうという状態が続き、その対策として最初から出さずにいたというのもあるらしいです。私はリアルに観てきた世代ですので、この説にとても説得力があるなと感じております。

MSZ-006ゼータガンダムについて。
カミーユ・ビダンの設計をベースに、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された試作機。

Zガンダムに登場するモビルスーツは変形機構を持つものが多く登場しましたがこのゼータガンダムもそのひとつで大気圏突入能力を兼ね備えたウェイブライダー、いわゆる飛行形態へ変形可能。

以降グリプス戦役が終結するまでカミーユ・ビダンの専用搭乗MSとしてエゥーゴの中核となし戦局に多大な貢献をしました。

グリプス戦役終結後も続いた第一次ネオ・ジオン抗争にも機体は運用され、カミーユ・ビダンに代わってルー・ルカが搭乗。
第一次ネオ・ジオン抗争以降は機体の行方はわからなくなっています。


ここに掲載されているHGUC 1/144 ゼータガンダムは、GUNPLA EVOLUTIONS PROJECT (ガンプラ・エボリューション・プロジェクト)と称して従来製品を新しく開発し新金型にて発売されるガンプラの第一弾。
2017年4月に発売されました。

初期の製品と比較して、プロポーションの再考、ギミックの追加(ハンドグレネード)などさらにクオリティが上がり、価格も従来品と大差ない設定となっております。
反面、変形に寄る大量パーツ差し替えなどは変わらぬまま、またプロポーションを優先したため首の可動範囲が狭くなった等のネガポイントもあります。

発売月:2017年4月
価格: 1,400〜1700

■ゼータガンダム
《機動戦士Zガンダム エゥーゴ所属可変モビルスーツ。ウェイブライダー形態において単体で大気圏突入が可能(地球圏からの離脱はシャトル等別手段が必要)。グリプス戦役においてて多大な戦績を上げた。以降ネオジオン抗争にも投入された》
◆DATA
型式番号  MSZ-006
全高    19.85m
本体重量  28.7t
全備重量  62.3t
装甲材質  ガンダリウム合金
出力    2,020kw
推力    腰部12,200kg×5、脛部10,600kg×2
脚横7,600kg×4 (総推力)112,600kg


HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

○完成写真

○旧HGUC完成品との比較
旧HGUCと比較してかなりグレードアップ・ディテールアップされているようです。

1・デザイン
あちこち、異なる箇所があるようです。



頭部比較

EVOLUTIONはやや面長で、旧のは表情がキツ目。
両頬がEVOは長い。そのせいでほとんど頭部回転ができません。


胴体部比較

EVOの方が前に突出。首の黄色いエリ部分も、旧のものよりEVOが長く占めてます。そのせいで首が回転しづらいのですね。


ウェイブライダー比較

背中のウェイブライダーも、EVOが広い。
シールドとなるノーズ部も厚みがかなり異なっています。

2・ギミック
腕のミサイルランチャーは、旧HGUCにはなかったもの。


ライフルの装着部は、今回のEVOでは収納機構となりました。旧のHGUCはでっぱったままで、手持ちのときに邪魔、切り落としたりしてました。


後ろのアーマーに稼働構造が追加。旧は固定されています。



変形について
従来品だったHGUC Zガンダムと同じく、完全変形ではありませんでした。
今回のGUNPLA EVOLUTION PROJECTの製品もパーツの差し替え、というよりは
ウェイブライダー用土台パーツへ再配置、でウェイブライダーへ造形できます。(もはや変形とは言えないかもしれません)
おそらくHGモデル、1/144スケールプラモデルとしてこれがギリギリなんでしょうね。生産コストの高騰やパーツ数の増加なんかも含めて。

変形解説ページはこちらにて掲載》

○カラーガイド

○製作時に気をつけた点、改良点、塗装について
★とくにありませんでした。セオリー通り、パーティングラインや合わせ目を消す作業は行っています。


○塗装
ボディカラーの青は、このパーツ色の青よりも明るい青な気がしますので、塗りました。

目のまわりのフチの黒はスミ入れの要領で、ハケタイプのエナメルカラーを使用。


アーマーの裏側は、グレーで塗りました。このほうがメカが詰まっている感がでるからです。



           ↓



シールがある箇所は極力使用しましたがかえってやりにくい部分は塗っている箇所もあります。



その他、シールがなくワンポイントで塗る箇所もありました。

製作開始


写真が小さくてよく見えないときは、
スマホを横にして御覧ください

パーツ一覧

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

 
胴体・上半身部を組み立てる

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


さすがエボリューションと名するだけありパーツ数も多いです。
まずは腹部の関節部から。
細かい組み立て部品が複数あります。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


腹部パーツです。
上下を重ねて・・・・・

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


さっき組み立てた関節パーツを差し込みます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


かわって、胴体背中側。
フレームに値する箇所です。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


背中パーツ。
事前に、青を塗り直し、そして裏面はグレーで塗りました。
水性ホビーカラー使用。
合わせ目消し部分はペーパーがけを320番→600番→1000番→2000番と行った後、ハセガワ・ポリッシングクロスのから拭きで完全にペーパーがけ跡を消してならしました。


スーパーポリッシングクロス (TT23)
合わせ目を消したあとの「ペーパーがけ跡」これを完全に消すために、使っている布です。
この布と出会ってから、無塗装で組み立てる機会が倍に増えました。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


スミ入れもしておきます。

その後背中パーツを、フレーム側へ差し込みます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


肩パット。内側のメカ構造っぽい箇所にはグレーを塗ってみました。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


ここからは、肩パットみたいな箇所を組み立てます。
まず2この関節パーツをつなぎます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


それを肩パットの裏側から差し込みます。

肩パットは左右でパーツ番号が異なっております。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


胴体の、写真矢印の楕円の穴へ、
肩パットを押し込みます。
かちっと音がしたら押し込み完了。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


ここまでできました。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


首のパーツ。
生産材料節約のための肉抜き箇所があります。
後ろから見たらからっぽな見た目なので、
エポキシパテで埋めることにます。

参考→1/144によくあるパーツの空洞をパテ埋め》

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


新たにランナーから切り離したフレームパーツへ、腹パーツをつないでいきます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


パテ埋めをして色も塗った、首パーツも。
前後の向き間違い注意です。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


組み立ていておいた背中側部位を差し込みます。
しっかり密接させないと、隙間があると首パーツが外れ落ちます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


ここからは、前の部分の組み立てにまいります。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


胸部。
組み立てます。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


この段階で、これから青く塗ります。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


黄色いインイテーク部。オレンジが強かったので塗り直しました。
水性ホビーカラーで、あらためて色を調合。

それを胴体胸パーツへ。左右の向きに注意です。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


えりの黄色パーツを、かぶせます。
この黄色も塗り直しております。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


赤いコクピットハッチもつなぎます。ただ押し込むだけです。
この赤は塗ってません。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


胸部を胴体へ。
ピントずれすみません。

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション


胴体・上半身部が完成しました。


つぎのページ》

HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション2・頭部を組み立てる》

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HGUC Zガンダム 全ページ一覧
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[1]胴体・上
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[2]頭部》
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[3]腕部》
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[4]脚部》
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[5]胴体・下》
HGUC Zガンダム ガンプラエボリューション[6]武器ほか〜完成》

関連作品
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