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ガンプラ製作徹底解説 HGUC Gファイター(Gアーマー) の作り方

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HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム),ガンプラ
HGUC 1/144プラモデル、Gファイター(Gアーマー)(機動戦士ガンダム) 作り方・製作手順を細かく掲載します。
発売月:2004年10月  価格: 2,500〜3,500

 
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HGUC 1/144 Gファイター(Gアーマー)の作り方

目次
1.Gファイター(Gアーマー)とは》
2.完成写真》
3.製作時に気をつけた点、改良点、塗装について》
4.製作開始(メインページ
  4-1 Aパーツ》
  4-2 Bパーツ》
  4-3 コアブロック他Gアーマー関連〜完成》


Gファイター(Gアーマー)とは
機動戦士ガンダム、後半より登場した、重戦闘機。

かつてガンダムに搭乗・出撃した歴のあるセイラさんが腕を買われメイン・パイロットとなりました。

戦闘機はMSにとても歯が立たない、という図式がガンダム世界には浸透しておりますが、このGファイターは単機でジオンのMS、ズゴックやリック・ドムを撃破、はてはユーコン級潜水艦まで撃沈するほどの戦果をみせつけております。

うらばなしとしては、いわゆる「スポンサーからのテコ入れ案」にて登場したもので、
合体・分離という子供心をくすぐるようなメカを半ば強制導入された、といわれてます。


それゆえにリアル兵器路線を貫いてるガンダムの世界から見ればおもちゃ要素が強すぎる、とくにガンダム1体をすっぽりGメカではさみこんでしまう(Gアーマー)構造なので、Gファイターの中はがらんどうになってしまうことから、劇場版ではGファイターは外されコア・ブースターに差し替えられました。


一時期は上記理由でHG化・MG化はないだろう とまでいわれていましたが、2004年にHGUCが発売、2009年にMGが発売されました。


HGUCモデルは、RX-78-2ガンダムもついてくる「Gアーマー」。
しかし私としてはHG系RX-78-2ガンダムの製作は、3機め。もうさすがにきついので、今回の掲載はGファイター としてのみ、製作・掲載、Gアーマー関連は専属パーツのみ製作し、既存のHGUCガンダムを流用致しております。

同梱のガンダムは初期型のHGUCとほぼ同じものと思われるので、参考はこちらをどうぞ
HGUC RX-78-2ガンダムの作り方




それでは、組み立て方をとても細かく1行程ごとに撮影し掲載いたします。
とはいえ、組み立てながらの掲載ですので、中途でとまってるのはご容赦を。

HGUC Gファイター(Gアーマー) ガンプラ



■Gファイター(Gアーマー)
《地球連邦軍開発、重戦闘機。ホワイトベースに導入、セイラ・マスがメインパイロットとなり、モビルスーツや潜水艦までも撃破に至る戦果を挙げた。宇宙空間においても活動可能、あらたに1機追加導入されスレッガー・ロウが搭乗。この機はモビルアーマー・ビグザムへ体当たりを仕掛け大破、機体は失われている》

◆DATA(Gファイター)
全長    26.5m
装甲材質  ガンダリウム合金
武装
メガ粒子砲×2、ノーズミサイル
主な搭乗者
セイラ・マス、スレッガー・ロウ

○完成写真

Gファイター
HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)
下部の無限軌道(キャタピラ)は収納可能で、この写真では見えませんが出ています。
Gアーマー
HGUC 1/144のガンダムが付属されていますが、すでに完成している同品を流用し、Gアーマー用のパーツ製作仮定のみを掲載予定としております。製作中です。 しばしおまちください。

○製作時に気をつけた点、改良点、塗装について
★冒頭で述べている通り同梱のガンダムは組み立てずパスしています。

◆カラーガイド◆

Gファイター(Gアーマー) 塗装色

★パーツ色を活かしつや消しクリアーのみで対応できるかなと思ったのですが、広い面積&濃い地色の上から筆塗りつや消しクリアーの相性は最悪で、塗った跡がモロ見えになってしまいます。
なので、つや消し色の同色で塗り直すことにしました。

ボディカラーは塗る面積が広く筆塗りは不利。 できればエアブラシを使いたいものですが私の製作環境下ではいまだにスプレー塗装がゆるされておりません。
なので、 乾燥が遅いゆえに筆ムラの少ないタミヤ・エナメルカラーを使用しました。

色はカラーガイドの通り混ぜあわせるのが正統なのですが、完全に自己流で決めて塗っています。



この「HGUC 1/144 Gファイター(Gアーマー)」作り方ページは、なるべく取扱説明書の順に
解説してありますが、効率化とかを考えて順序を変えてあるときもあります。

また、ガンプラの作り方は10人いれば10通りあるように、
この作り方がすべてではありません。

人によっては、この解説の中にも飛ばしていい項目もあれば、
足らない項目もあるはずです。

すべてを鵜呑みにせず、自分に合ったガンプラづくりを目指してください。


製作開始


写真が小さくてよく見えないときは、
スマホを横にして御覧ください

パーツ一覧

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


パーツ一覧です。RX-78-2ガンダムのも含まれています。
(パーツ画像はクリックで拡大します)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

機体・Aパーツを組み立てる

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


Gファイターの前半分、Aパーツを組み立てていきます。

ここは無限軌道部。 商標ですがあえていうならキャタピラ。
中に組み込むパーツが2個あり、忘れがちです。注意。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


これも中にはめ込むパーツ。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


さらにもうひとつ。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


フタを閉める感じでキャタピラ土台部を組み立てます。
ここの合わせ目はムリして消さなくてもいけそう。


また、。事前にすべての中入れパーツが入っているかどうかも再度確認をしたほうがよいかも。
切り離したゲート跡を消し、表面をきれいに慣らして仕上げる手順は、
ゲートをちょっと残したくらいで切り離し、
1・320番程度のペーパーがけで、残ったゲート跡を削り取り表面をならす
2・600番のペーパーがけで、表面のザラ目を軽減する
3・1000番のペーパーがけで、表面をツルツルに仕上げる
4・2000番のペーパーがけで、最終仕上げ、さらにツルツルに仕上げる
5・ポリシングクロスを使い、完全にペーパーがけ跡を消す

という手順を踏んでいます。 パット見めんどくさそうですが番号を替えてペーパーがけするだけの単純作業でございます。

ポリシングクロスというのは、ハセガワから発売されている、磨き用布。普通に模型店で売っていますが、この布で表面をこするだけで磨かれるというスグレモノ。

無塗装での合わせ目消しもやってのけられます。私もこのクロスを入手してから、色パーツを活かし塗らないガンプラ作品を作る機会もかなりふえました。

楽天の場合送料がかかるので、他の製品と一緒に購入するのがよいでしょう。



HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


四角い受け皿のようなこのパーツ、これがキャタピラ車輪部あたりになります。

さきほどのパーツを中へ差し込みます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


さらに追加するパーツ。
この中にはポリキャップをはめ込みます。忘れがち。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


この部分はキャタピラ自体を稼働(移動)させるためのパーツ。
先端の輪のとこに通して、貼り合わせ、
合わせ目はけします。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


車輪 を組み立てます。
全部で6つ。

ですが2こだけパーツ番号が異なってます。

前後をくっつけるだけ。ここは接着したほうがよいかと思います。
完成後になんらかの拍子で外れたら復旧がややこしそうだから。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


車輪を塗ります。
といっても、もともとパーツ色がいい色してるので、塗らなくてもよさそうなのですが、一応塗りました。最近よく使うRLM75グレーバイオレット。
HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


車輪を差し込みます。6つの差し込み箇所のうち、まんなか残し、両端を。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


これが別パーツになっていた、真ん中の転輪。
組み立てプロセスは同じ。違いはキャタピラ接続口があることです。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


残している真ん中のさしこみへ。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


つぎ、帯を巻きます。覆板(りはん) ていうらしい。

1つ1つのすきま溝に、スミ入れをしています。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


車輪の四角いくぼみへ、覆板の真ん中にあるでっぱりを差し込み、
そこからぐるっと車輪にまいていきます。
HGUCガンタンクと同じ手順。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


軟質パーツですので曲げられます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


そして、もう片方の車輪の四角穴に、両端の留め具を差し込みます。
反発に負けてしまうときは瞬間接着剤のお世話になりましょう。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


これで無限軌道部が完成しました。

機首部

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


インテークです。
別パーツになってます。
なので、いまのうちにグレーで塗っておきます。
以降も、グレー部はすべてRLM75グレーバイオレットを使い、取扱説明書のカラーガイドは完全に無視っちゃってますご了承を。

そうそう、機体紺色も、この段階で塗装です。塗るのならば。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

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Aパーツ本体の裏側から、インテークを差し込みます。

このパーツ、万一完成後にはずれてしまうと復旧がほぼ不可能なので、瞬間接着剤で固定しちゃいましょう。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


・・・このようになります。パーツが分かれているとやりやすい。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

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さっきの無限軌道を間にはさみ、
機体部を貼り合わせます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


このときできた合わせ目は消します。ピンセットで指してる箇所です。

それ以外の合わせ目は以降つけられるパーツで隠れるので放置で大丈夫。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


・・・ですが、機体部の紺色を塗るのに、底面のみ無限軌道部が邪魔をしてきます。マスキングするかもしくは、この面のみ組み立ての前に塗っちゃいます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


こんな感じ。

塗る方はこの段階で。

ちなみに私はこの広い面を筆塗りするのに有利なエナメルカラーを使いました。

あと、このブルーはガンダム胸部のブルーとは明らかに異なる配色です。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


黄色パーツのとりつけ。
塗る場合は組み立ての前に。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

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機首先端部を組み立てます。
上と下とで、機首を挟み込みます。
これも塗る場合は組立の前に。合わせ目は、気にしなくともいけそうです。

コクピット

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


コクピットを塗り仕上げます。全体をイエローで塗ります。(塗らなくてもパーツ色が活かせます)

この座席のパイロット、すべてけずりとり、1/144のパイロットを自作する強者がおられます。
私はそのような時間余裕がないのでやりませんが、せめてカラーリングだけでもしてあげることにします。
まずはコクピット内部を適当なグレーで、らしく塗ります。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


組み立て後の撮影になってしまいましたが、
パイロットスーツを資料参考に塗りました。といっても黄色はパーツ色のまま、胸部とヘルメットを塗った程度です。
これだけでも、それっぽくみえてくれます。
もうすこしヘルメットのガラス面を広く塗ろうかな。

超絶細かいので爪楊枝の先端を筆代わりに仕上げました。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


コクピットを差し込みます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


キャノピーを上からかぶせます。
クリアパーツなので、ゲート消しのペーパーがけ、接着剤による汚れに注意、です。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


機首部は、これで完了。

メガ粒子砲

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


ここからは、メガ粒子砲の組み立てです。
接続部にポリキャップを1こ。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


貼り合わせます。
ここの合わせ目は消します。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


この部分だけは消しません。活かします。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


砲の先端です。
フタ閉じられてる状態ですので、
ここは貫通させることに致します。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

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ピンバイスで穴をあけ、棒ヤスリで穴を広げていきます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


貫通しました。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


この段階で気づきました。穴あけてもすぐに壁があるので、
意味なかった。
とはいえ、奥の塗装はやりやすくなりました。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


差し込みます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


左右ともつくります。これでメガ粒子砲部は完了。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


中央のつながれてる部分。
ポリキャップを中に1コ。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


フタ閉じの要領で貼り合わせます。
合わせ目は、消さなくても目立たないようです。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


さっき組み立てたメガ粒子砲を、左右つなぎます。
左右の向き注意です。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


本体へつなぎます。
その前にベースになるこのパーツ、先に差し込みます。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


そしてメガ粒子砲を。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


その時に気づいたのですが、輪の形の部分、ここはグレーの方が望ましい感じがしました。

なので、輪部分のみグレーで塗っています。


で、メガ粒子砲を差し込み。

HGUC Gファイター(Gアーマー) プラモデル(ガンダム)


Aパーツが完成しました。
掲載日:2017年12月10日 日曜日


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