機動戦士ガンダムシリーズ作品に登場 地球連邦軍の大型先述輸送機。
一年戦争時に物資補給及び輸送任務を担っていました。
「機動戦士ガンダム
」にて、ホワイトベースへの補給のために登場したのがTV初、マチルダ・アジャンの「そこのモビルスーツ、ホワイトベースにもどれ」の台詞はメジャー化なっております。
以降も幾度となくホワイトベースへの物資救援のために合流し、Gファイターやコア・ブースターも届けています。しかし輸送機ゆえ機銃程度しか武装がないため戦闘向きではなくジオン軍モビルスーツにいとも簡単に撃墜されています。
「迫撃 トルプル・ドム」でミデアでドムに特攻をしかけるシーンは有名。
DATA
全長/ 45.0m
全高/ 15.9m
全幅/ 67.7m
全備重量/ 245t
最高速度/ マッハ0.32
プラモデルは1983年1月に、第一次ガンプラブームのさなかに発売。
これより、組み立て方を徹底解説致します。
組み立て方解説 | ||
パーツです。それほど多くはありません。 |
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機体を切り離します。 後部に細い突起があり、それが紛らわしく、根元から切断しないよう気をつけねばなりません。 |
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胴体を上下に貼り合わせます。 全面合わせ目消しが必要なヶ所ではありますが、エッジ部分なのであまり目立たないのでそのまでもいけそうです。 |
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機体を塗ります。 説明書にはオレンジイエロー、とあります。 私はイエローのまま塗りました。水性ホビーカラー・イエローにつや消し剤を混ぜて「フラット・イエロー」にして。 (フラット = つや消し) コクピットの窓は水色だとおもちゃっぽく見える懸念があるため、やや沈んだ青を選びました。ブルーグレー です。 |
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つぎ、4基のジェットエンジンを組み立てます。 上下を貼り合わせて、合わせ目を消します。 |
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ジェットエンジンの、吸気部。ランナーについている状態のままで、 塗装しました。 使用した色はグレーではなく、よもぎ色。水性ホビーカラーです。 (はみ出ている部分はあとで消去いたします) |
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黒く塗った反対側の排気部。 排気部は別パーツ(左の円盤型)があり、中に接着する構造です。 接着の前に、つや消し黒を塗り分け塗装します。 |
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そして排気口を接着。 |
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こんな感じ。 タミヤウェザリングマスターの黒を使い、すすけた感を演出してみました。 |
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吸気部を接着します。 エンジン自体はイエローにて塗装済みですが、吸気側はまだ。 接着してから、塗ります。 |
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機体背中に4基、まっすぐの向きになるように接着します。 この面、接着剤の塗りすぎに注意、です。 |
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4基がそれぞれよそ向いたりいびつにならないよう。 |
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両翼端についているエンジンを組み立てます。 こちらは吸気部が別パーツ。ランナーについている状態でよもぎ色にて塗っておきます。 この後、スミ入れですが、マーカーペンよりもタミヤエナメルカラー・ハケ付きボトル の方が効率いいです。 |
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2このパーツを貼り合わせ。 この合わせ目は消します。他のモールド(くぼみ線)を消してしまわないよう注意。 |
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吸気部ファンを奥へ貼ります。 |
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左右の2基ともパーツ番号は同じなので同時に作ってしまいます。 |
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忘れてたので翼についたあとの写真になってます。後部にも接着する円盤パーツ、これは噴射口なのですが、先に黒く塗ってから、接着します。 |
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両翼端の2この穴へ、エンジン部を接着します。 向きはフィンのある方が前です。 |
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接着できました。 |
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次に、前のローター兼車輪部を組み立てます。 左右のパーツを貼り合わせ。ここの合わせ目はすべて消します。 |
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裏面が黄色いままよりも、グレーや黒など暗いほうがらしく見えるので、 RLM75グレーバイオレット という水性ホビーカラーで塗りました。 ですがこの裏面塗り、裏写りして表側もグレーが透けてみえてしまいます。やらなくてもよかったかも。 |
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ローター部を接着します。 その前にぬります。フィン部はよもぎ色を使いました。 それ以外はグレー、RLM75グレーバイオレット を使いました。 |
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車輪がつけられる、自動車でいうホイールハウス、ですが、グレーで塗ってもいいのですが車輪接着でほとんど隠れるのでそのままでもよいかと。 |
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車輪を仕上げ中。 とにかく小さいので、ランナーについた状態である程度塗り仕上げておき、きりはなしてから跡を塗りつぶすようにしました。 |
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車輪をつけます。 接着剤は車輪より本体側のほうがやりやすいです。 |
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フロントギアは左右2対、計4この車輪を説着します。 |
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前輪が完成しました。 |
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機首に接着します。 (ローターがよごれているのはスミ入れの仕上げ前だから) |
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垂直になっているかよく確認。 |
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かわって、尾翼系のパーツを作ります。 2つのパーツを貼り合わせ。 これも、翼以外の合わせ目は消します。 |
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スミ入れですが、旧キットなのでだいぶヤレてきてまてして、直線にムラがついてきてまます。 ここをPカッターetcでスジ彫りして、整えてからスミ入れするのがセオリーなのですが、苦手な場合はそのままスミ入れしてもいいかと思います。 |
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スライド差し込み。左右差し込みます。 |
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差し込み前に接着剤を塗っておきたいですがさしこんだときに掻き出されてはみ出しの元となります。なので、塗る量に注意、です。 |
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水平尾翼、を接着します。接着剤ぬりすぎに注意。かといって塗らなさすぎだとすぐ外れます。 いっそのこと瞬間接着剤でくっつけるのもいいでしょう。 |
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つぎ、コンテナを組み立てます。 とびら以外の部分を、接着します。 |
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とびらは、開いた状態と、この閉じた状態とが選択できますが一度きめたら変更できません。 ここのパーツだけ2コとりよせて差し替え、ていうのも当時ありましたが、今では再販ペースも落ち部品として取り寄せが可能かどうか・・・ この写真ではひらいた状態の組み立て。アーム部を2こ両端にしっかりと接着して、フタを接着します。その際内壁はグレーで塗るのがよいでしょう。 |
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私は飛行形態で製作したいので閉じた状態を選択ました。 閉じる場合は写真の通りフタを密閉接着してしまいます。 |
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ちょっと筆軌跡ついてますが、コンテナを塗り終えました。 ローターと同じよもぎ色使ってます。 |
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コンテナを機体下部に差し込むのはもっと後。接着不要、着脱できる仕様のようです。 |
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ここからは、左右の車輪部兼ローターを仕上げていきます。 これはローター。前のローターと同じくフィンはよもぎ色、それ以外はRLM74グレーバイオレットで塗りました。 |
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裏面をグレーで。 てきとうでいいです。ほとんど隠れるので。 |
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表面を塗ります。 |
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ローターを接着します。接着面が細く乏しいですが、ここははみ出さないように注意して接着、です。 |
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車輪を接着します。 ローターが接着面少ないのを、この車輪接着で補う形となってますので、車輪は6基ともしっかりと接着させます。 |
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2基、製作します。 |
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機体両端に接着します。 水平・垂直を要確認、です。 |
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これで、完成です。 |
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コンテナをつなぎます。 |
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最後に。 付属シールの、連邦軍の紋章を貼ります。 場所は主翼の左側。 ツヤがあるので、貼った後でつや消しクリアーを塗るのもアリ。 |
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下部も。 |
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UAFのシール。右翼に貼ります。 |
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B83 というシールを尾翼に貼るのですが、大きさが合いません。 今回はムリヤリ貼りました。 |
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おまけで付いている、3機分のドム。 前と後ろで接着して、合わせ目を消します。 |
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バズーカを持った右手を接着する前に、塗りしあげます。 ドムの色はHGUC ドムのカラーガイドを参考にしました。 |
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完成 1/550 ミデア輸送機 |
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