旧キット・1/1200ムサイ級宇宙巡洋艦
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ガンプラ製作の行程・手順を徹底的に細かく掲載しています
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ガンプラ製作徹底解説 旧キット 1/1200 ムサイ(量産型) の作り方
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今回つくるのは、機動戦士ガンダムのプラモデルとして初期に販売された、1/1200 ムサイ(量産型) です。 EXモデルではなく、旧キットプラモデル。今でも再販してくれる旧キットは安価なのでとてもありがたいです。 ブリッジデザインが異なる士官型「シャア専用ムサイ」は旧プラモデルに限ればブリッジだけが違うようなので今回は製作および掲載は見送っています。 スポンサードリンク |
■ムサイ級宇宙巡洋艦 機動戦士ガンダムシリーズに登場するジオン公国軍所属の軽巡洋艦。モビルスーツの運用を前提に建造、一年戦争において多数の同型艦が就役・配備された。後部デッキ内にモビルスーツを4機、コムサイに2機格納可能。武装は前方向集中型配備で、追撃を受けると反撃のために方向を転換せねばならない弱点がある。また対空装備をもたないため敵MSの接近を許すとかなりの確率で撃沈された 分類 宇宙軽巡洋艦 または 宇宙巡洋艦 艦級 ムサイ級 所属 ジオン公国軍 全長 234.0m 全幅 103.2m 推進機関 熱核ロケット×2基 武装 2連装メガ粒子砲×3 145型大型ミサイルランチャー×2 Cクラス小型ミサイルランチャー×10 ・後期型 2連装メガ粒子砲×5 連装120mm機関砲×10 ミサイルランチャー×10 ・最終型 2連装メガ粒子砲×2 |
1/1200 ムサイ級巡洋艦(初期プラモデル。EXモデルではありません) の組み立て方です”量産型”ムサイという呼び方はほとんどしなくなった気がしますが 機動戦士ガンダムの第1話から登場、以降「敵艦」の象徴でもあった、ムサイ。 今回購入したのは1980年代に発売された1/1200スケールのプラモデル。 ブリッジがヘルメット形状の士官搭乗艦は「シャア専用」そして今回けつくるムサイは区分けの意味を兼ね「量産型」とパッケージに記載されています。 こちらもマゼラン・サラミス同様のちにEXモデルとしてよりリアルな製品が発売されましたが、やはりEXモデルは高価なので初期モデルの人気は高く再販されてもすぐに在庫切れとなってしまうようです。 塗装について 艦船やモビルアーマーのような広い面積の塗装面にたいしては、エアブラシが効率もよくムラにもなりにくいのですが、 相変わらずエアブラシ塗装、ラッカー塗料の使用を許してくれない環境下での組み立てにありますので、筆塗りでやりました。 使ったのは、タミヤ・エナメルカラー。 水性ホビーカラーよりも乾燥が遅いので、広い面積の塗装にありがちな筆スジや塗りムラを抑えやすい理由で使いました。 環境からいえば水性ホビーカラーが望ましいのですが、エナメル系はラッカーよりも刺激臭が少ないとのことで使っています。 使用したもの 本体色 タミヤ エナメルカラー フラットグリーン 艦橋など 水性ホビーカラー オレンジイエロー スラスター内壁など 水性ホビーカラー 黒鉄色 タミヤパテ または瞬間説着剤 (合わせ目消し用) ディテールラインすじ掘りに、Pカッター、マスキングテープ 推進口の合わせ目消しに、プラ板 |
艦船コレクション 旧キット 1/1200ガウ攻撃空母 旧キット 1/1200 マゼラン 旧キット 1/2400 ザンジバル 旧キット 1/2400 グワジン 旧キット 1/1200 ムサイ(予定) |
1/1200ムサイ 製作開始スマホで見ている方へ隠れている右側に解説文があります。 |
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プラモデル箱としては小柄な、パッケージ。 パーツ色はみどり1色。 胴体は3ピースのパーツから成り立っていますが、やはりツライチできれいに合わさることはなく、パテによる合わせ目修正が必要でした。 |
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パーツ一覧。 |
コムサイ製作 |
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まずは説明書の順番通り、コムサイを作ります。 上下パーツを貼り合わせて、合わせ目消しします。 |
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この段階で塗装をしています。 色は、ムサイ本体と同じ色で、ふかみどりならなんでもいけそうでしたが、タミヤ・エナメルカラーのフラットグリーンで塗装しています。 操縦席窓はオレンジで塗装。 |
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後部。 外側は本体色と同じフラットグリーン、 内側は黒鉄色を使い塗装しています。 スラスター奥はエナメル系黒を流し込みしています。 |
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尾翼類を先に塗装等仕上げておきます。 本体色と同じ色です。 |
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ベントラルフィンとよばれる、後部補助翼を接着中。 これもよく外れます。 また、角度をつけすぎると、ムサイ本体に干渉して差し込めなくなります。ちょっと水平気味で。 |
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本体へ先に接着してからフィンをつける方がやりやすかった |
そして、コムサイ本体へさしこみます。 もちろん接着剤の使用は必須です。 |
ここで、EXモデルよろしく、ラインを引いてディテールアップをしてみようと思い立ちました。 スミ入れできるモールド(凹んだライン)はないのですが、ここに確かモビルスーツ格納ハッチがあったはずなので。 マスキングテープで位置決めをして、Pカッターでスジ掘りをしています。 このあとマスキングテープは幾層にも重ね貼りをして、厚みをつけ、Pカッターをなぞる定規代わりにします。 |
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調子に乗ってディテールラインを追加してしまいました。 これもやりすぎるとウェザリング同様ごちゃごちゃしてしまうので、適度に遠慮して。 筋彫りをすることで、地色であるパーツ色のうすいグリーンがラインとして映えてくれました。なんかいい感じなので、スミ入れはやめて、このラインをそのまま活かすことにします。 |
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コムサイが完成しました。 |
垂直尾翼を接着。角度が左右対称になっているのを確認して。 |
本体製作 |
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ここからは、ムサイ本体の製作にとりかかります。 まずは胴体。 縦割りとなっている胴体パーツを貼り合わせます。 合わせ目はすべて消します。 |
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どうしてもツライチにならず、ズレが生じてしまった場合は、パテで段差を埋めます。 |
艦底部の真横に走る合わせ目は、ディテールラインとして残すことにします。 となると、接着箇所がかなり限られてきますが、写真で記している箇所、ここにちょっと多いめに接着剤を塗り貼付けます。 |
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胴体後部のフタを閉めるパーツ、これも今のうちに接着しておきます。 これで胴体の接着面が完全硬化するまではノータッチです。 |
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補助翼のようなこのパーツ、 実際にはめこんでみるとピッタリ合わないのが分かります。 翼パーツを削って、表面を調整して合わせることにします。 |
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艦橋(ブリッジ) | |
ブリッジを製作していきます。 シャア専用ムサイはこの形状が異なっているわけですね。 パーツ数はそんなに多くなく、気をつける箇所といえばすべての面において合わせ目消しのための接着剤塗布が必要で、パーツが小さいので指についた接着剤がパーツに連鎖付着、なんてことのないように注意ですね。何も考えてなかった中学時代にはよくそれでパーツをダメにしたものです。 |
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機関部 | |
合間を使って、エンジン部も製作します。 機関部は2個、左右でパーツ形状が異なっていますから左右を間違えないよう注意が必要です。 貼り合わせた両サイドの合わせ目は難なく消せますが、後部の推進口にある合わせ目はくぼみの中にありペーパーがけがやりにくいので、 同じ形状にかたどったプラ板を貼付けることで対処しました。 |
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塗装しています。 塗装後スジ彫り追加で、ディテールをふやしました。 コムサイのときと同じく、スジ掘りすることで地色を出します。 |
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エンジン前部のスリット付きパーツは先に塗装。 説明書ではミディアムブルーとありましたが、RLM75グレーバイオレットを使いました。 ついでに六角形の後部格納庫シャッターも同色で塗ります。 |
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エンジンへ貼付けます。 ナナメにならないよう、しっかり奥まで押し込んで。 貼る箇所、前後を間違えないように注意。 |
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反対側は噴射口なので、 黒くぬりました。 |
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ディテールラインの上をなぞるように、 タミヤウェザリングツールを綿棒で使用して、ウォッシングっぽい演出を試みています。 No.80 タミヤ ウェザリングマスター B(スノー・スス・サビ) |
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排熱機構パーツ | |
艦体左右に2対ずつついている、排熱口のようなこのパーツ。(詳細名称確認中) 2対4基ありますが、すべて形状が異なるので、 差し込み場所を間違えないよう、印をつけておきます。 同じく印を説明書に記して、差し込み間違えを防止します。 |
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次のページで、仕上げた各パーツを胴体へ組み立てていきます。 NEXT 1/1200 ムサイの組み立て page 2》 |
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