今回つくるのは、機動戦士ガンダムのプラモデルとして初期に販売された、1/1200 ムサイ(量産型) です。 EXモデルではなく、旧キットプラモデルです。 |
機動戦士ガンダムの第1話から登場、以降「敵艦」の象徴でもあった、ムサイ。
今回購入したのは1980年代に発売された1/1200スケールのプラモデル。
気をつけた点
プラモデル自体は緑一色なのですが、色は設定に合わせていないっぽいので、全面塗装は避けられませんでした。
艦船やモビルアーマーのような広い面積の塗装面にたいしては、エアブラシが効率もよくムラにもなりにくいのですが、 相変わらずエアブラシ塗装、ラッカー塗料の使用を許してくれない環境下での組み立てにありますので、筆塗りでやりました。 比較的ムラの少ないエナメルカラーを使いました。 |
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こんなふうにガッツリ縦割れパーツを組み立てるのが旧キットの醍醐味。合わせ目消しもふんだんに存在いたします。 |
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ブリッジの積み重ね組み立ては接地面が水平でないのでならし必要。 | |
くぼんだ内部の合わせ目消しはパテではやりにくいのまで、プラ板を切って貼ることで対処しました。 |
使用したもの
本体色 タミヤ エナメルカラー フラットグリーン
艦橋など 水性ホビーカラー オレンジイエロー
スラスター内壁など 水性ホビーカラー 黒鉄色
タミヤパテ または瞬間説着剤 (合わせ目消し用)
ディテールラインすじ掘りに、Pカッター、マスキングテープ
推進口の合わせ目消しに、プラ板
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製作開始
プラモデル箱としては小柄な、パッケージ。 パーツ色はみどり1色。 胴体は3ピースのパーツから成り立っていますが、やはりツライチできれいに合わさることはなく、パテによる合わせ目修正が必要でした。 |
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パーツ一覧。 |
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コムサイ製作 | |
まずは説明書の順番通り、コムサイを作ります。 上下パーツを貼り合わせて、合わせ目消しします。 |
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この段階で色塗りをしています。 色は、ムサイ本体と同じ色で、ふかみどりならなんでもいけそうでしたが、タミヤ・エナメルカラーのフラットグリーンで塗装しています。 操縦席窓はオレンジで塗装。 |
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後部。 外側は本体色と同じフラットグリーン、 内側は黒鉄色を使い塗装しています。 スラスター奥はエナメル系黒を流し込みしています。 |
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合わせ目消し部分はペーパーがけを320番→600番→1000番→2000番と行った後、ハセガワ・ポリッシングクロスのから拭きで完全にペーパーがけ跡を消してならしました。
スーパーポリッシングクロス (TT23) |
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そして、コムサイ本体へさしこみます。 もちろん接着剤の使用は必須です。 ・・・本体へ先に接着してからフィンをつける方がやりやすかった |
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ここで、EXモデルよろしく、ラインを引いてディテールアップをしてみようと思い立ちました。 ここに確かモビルスーツ格納ハッチがあったはずなので、マスキングテープで位置決めをして、Pカッターでスジ掘りをしています。 |
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カタパルト部 | |
調子に乗ってディテールラインを追加してしまいました。 筋彫りをすることで、地色であるパーツ色のうすいグリーンがラインとして映えてくれました。このラインをそのまま活かします。 |
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垂直尾翼を接着。角度が左右対称になっているのを確認して。 これでコムサイは完成です。 |
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ムサイ本体部 | |
ここからは、ムサイ本体の製作にとりかかります。 まずは胴体。 縦割りとなっている胴体パーツを貼り合わせます。 合わせ目はすべて消します。 |
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どうしてもツライチにならず、ズレが生じてしまった場合は、パテで段差を埋めます。 |
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艦底部の真横に走る合わせ目は、ディテールラインとして残すことにします。 となると、接着箇所がかなり限られてきますが、写真で記している箇所、ここにちょっと多いめに接着剤を塗り貼付けます。 |
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胴体後部のフタを閉めるパーツ、これも今のうちに接着しておきます。 これで胴体の接着面が完全硬化するまではノータッチです。 |
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補助翼のようなこのパーツ、 実際にはめこんでみるとピッタリ合わないのが分かります。 翼パーツを削って、表面を調整して合わせることにします。 |
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艦橋(ブリッジ) | |
ブリッジを製作していきます。 シャア専用ムサイはこの形状が異なっているわけですね。 パーツ数はそんなに多くなく、気をつける箇所といえばすべての面において合わせ目消しのための接着剤塗布が必要で、パーツが小さいので指についた接着剤がパーツに連鎖付着、なんてことのないように注意ですね。何も考えてなかった中学時代にはよくそれでパーツをダメにしたものです。 |
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機関部 | |
合間を使って、エンジン部も製作します。 機関部は2個、左右でパーツ形状が異なっていますから左右を間違えないよう注意が必要です。 貼り合わせた両サイドの合わせ目は難なく消せますが、後部の推進口にある合わせ目はくぼみの中にありペーパーがけがやりにくいので、 同じ形状にかたどったプラ板を貼付けることで対処しました。 |
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塗装しています。 塗装後スジ彫り追加で、ディテールをふやしました。 コムサイのときと同じく、スジ掘りすることで地色を出します。 |
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エンジン前部のスリット付きパーツは先に塗装。 説明書ではミディアムブルーとありましたが、RLM75グレーバイオレットを使いました。 ついでに六角形の後部格納庫シャッターも同色で塗ります。 |
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エンジンへ貼付けます。 ナナメにならないよう、しっかり奥まで押し込んで。 貼る箇所、前後を間違えないように注意。 |
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反対側は噴射口なので、 黒くぬりました。 |
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ディテールラインの上をなぞるように、 タミヤウェザリングツールを綿棒で使用して、ウォッシングっぽい演出を試みています。 |
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No.80 タミヤ ウェザリングマスター B(スノー・スス・サビ) |
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排熱機構パーツ | |
艦体左右に2対ずつついている、排熱口のようなこのパーツ。(詳細名称確認中) 2対4基ありますが、すべて形状が異なるので、 差し込み場所を間違えないよう、印をつけておきます。 同じく印を説明書に記して、差し込み間違えを防止します。 |
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